【話題】静岡で働く女性の「いま」と新静岡セノバと静岡新聞社・静岡放送との共同事業『起業のつばさプロジェクト~しずおか元気化計画2017~』の可能性




近年における民間企業の従業者全体に占める女性の割合は全国的に上昇しているが静岡では、改善はされてはいるが、割合ではワースト4の41位。

都道府県ごとに発展している産業による割合の高低は当然あるが、この2年で東京都が1.2ポイントの割合の改善があったにもかかわらず、静岡県では0.5ポイントの改善に留まった。

統計上の数値であれこれはなく、ここで一考したいのは「そこに、ここに、静岡に、魅力的な仕事があるのか?」という現実問題です。

筆者は、長らくキャリアに関わる仕事を企業内の立場から、キャリア促進のインフラビジネスから見てきました。
昨今、2つの興味深い話を聞く機会がありました。

一つ目は、20歳代後半で静岡市内で子育てしながら近所の某飲食チェーンでパート勤務する女性Aさんからのお話です。
Aさんは、20歳代の大半を、某有名洋菓子店で過ごし、最終キャリアは首都圏勤務でストアマネージャー、新業態のプロジェクトリーダーを務めるまででした。結婚を機に退職、旦那さんの地元静岡へ戻り、子育てをしていました。そして、子供が3歳になり保育園へ預け、いざ、就業先を探し始めると、これまで培ってきたキャリアを生かせる仕事が見つからず、時間から時間で働くパートのお仕事しか見つかりませんでした。本人もパートが嫌だとか、悪いわけでなく、時間の制約を認めてくれるから、との条件マッチングはしているというのです。
しかし、「今の仕事は、以前の仕事で積み上げたキャリアを生かせているか?同様に、今の仕事を魅力的に感じているか?」の問いには「NO!」なのです。

筆者は、Aさんのスキル、キャリア、パーソナル面からみて「起業」の提案をしましたが、ノウハウや周りの理解からその提案は没となりました。まだまだ、「女性が起業」のインフラが育っていない、「ジブンらしく働く」というロジックが浸透していない現状を目の当たりにしました。

二つ目は、その「起業」に関するお話です。Bさんは、地方における女性の起業支援機関を育てる、サポートする事業を2年前ほどから行っているキャリアウーマンです。
筆者の「いま一番の問題、課題は?」の問いに、間髪いれず「(女性の)起業支援機関にいまの起業したい女性、働きたい女性の境遇を理解できる人が少ない」ということでした。もちろん、関わっている機関の人全てではないという注釈つきではあるが、言葉を選ばず述べると、そういった起業支援、女性支援する機関に限って「ご年配で半分天下り、景気良い時代を過ごし、地域でネットワークを持つ人」が鎮座していることです。

経済産業省や厚生労働省のホームページを覗くと、様々なアプローチで「女性の起業支援」を応援しようという施策が予算化され毎年、事業実行されています。県や各自治体も同様です。

そこでの課題は、そういった支援事業が「支援事業者の事業」として行われていることにあります。そして、決定的なのは、そういった機関があるが故に「自分たちでこの時代で起業をしたことがない」ことです。やっていることは「銀行を繋ぐこと」「士業を繋ぐこと」ぐらいで、肝心な「どう事業を興すか?」のリアルが抜け落ちてしまっているのです。よりリアルで求めている人たちに沿った支援が必要となってきます。

そういった意味では、リアルな「起業支援」が静岡でも芽が生まれるプロジェクトが今年より始まりました。新静岡セノバを運営する静鉄プロパティマネジメント株式会社(所在地:静岡市葵区鷹匠、代表取締役社長:川井 敏行)と静岡新聞社・静岡放送との共同事業『起業のつばさプロジェクト~しずおか元気化計画2017~』というインキュベーション事業である。

『起業のつばさプロジェクト~しずおか元気化計画2017~』サイト『起業のつばさプロジェクト~しずおか元気化計画2017~』サイトhttp://www.cenova.jp/pc/incubation2017/

『起業のつばさプロジェクト~しずおか元気化計画2017~』サイトhttp://www.cenova.jp/pc/incubation2017/

【募集概要】*抜粋 *応募は終了しています *出店は決定済み
『起業のつばさプロジェクト~しずおか元気化計画2017~』http://www.cenova.jp/pc/incubation2017/

1.目的
・次世代で活躍する静岡発ショップ経営者の発掘・育成
・地域における起業文化の更なる醸成

2.施設について
(1)施設概要
・物件名称 新静岡セノバ
・所在地 静岡市葵区鷹匠一丁目1番1号
・2015年度売上 約182億円
・2015年度入館客数 約1,270万人
・事業会社 静岡鉄道株式会社
・運営会社 静鉄プロパティマネジメント株式会社

3.営業について
(1)休業日・営業時間
①休業日 原則、年中無休
②営業時間 物販・フードコート 10:00~20:00
・食物販 10:00~21:00
※年末年始等、特別営業時間日あり。

(2)営業種目・取扱い品目
・契約時点にて定めた営業種目及び取扱い品目以外の商品は販売できません。
・やむを得ない事由により、変更または廃止等をする場合は、運営会社の承認が必要です。

4.契約について
(1)契約関係
・契約種別 定期建物賃貸借契約
・契約年数 3年
・中途解約 原則なし(※売上不振に伴いやむを得ず中途解約をする場合、解約金は発生しません。)

(2)出店時期
・2018年3月(予定)

(3)出店に係わる主な費用
①敷金:契約面積1坪あたり10万円
②店舗設計・施工費:当社負担
物販店舗:40万円/坪 飲食・食物販店舗:80万円/坪を上限として当社で負担致します。
※上記の上限額を超える場合のみ自己資金にてご負担頂きます。

(4)出店後に要する主な費用(消費税等除く)
・固定賃料:なし
・歩合賃料:月間売上総額の12.0%相当額
・共益費 :歩合賃料に含む

・駐車場負担金:歩合賃料に含む
・販売促進費 :歩合賃料に含む
・店長会運営費:月額9,000円

・売上金預託管理手数料:月額9,000円
・マルチターミナル使用料:端末1台あたり月額9,000円
・クレジット・電子マネー取扱い手数料:実費
・防火対象物定期点検費用:実費
・食品衛生検査料(飲食・食品関連業種のみ)
①食品衛生検査:年2回 営業許可店舗:1回あたり15,000円
その他業種:1回あたり10,000円
②腸内細菌検査:営業許可店舗は3ヶ月に1回、その他は6ヶ月に1回。
1検体あたり300円。
・その他負担経費
付加ポイント経費、水道光熱費及び照明灯維持費、占有する設備の保守点検費用、
廃棄物処理費用、排気ダクト清掃費用、グリストラップ清掃費用、
グリスフィルター交換費用、その他個別経費は実費にてご負担頂きます。

(5)売上金預り制度
・売上金預り制度、その他当社が定める売上金管理規則に従って頂きます。

(6)禁止事項
①反社会的勢力の排除
次の事項を確約して頂きます。
・自らまたは自らの役員(業務を執行する社員、取締役、執行役またはこれらに準ずる者)あるいは従業員が、暴力団、暴力団関係企業、総会屋もしくはこれらに準ずる者またはその構成員(以下総称して「反社会的勢力」という。)ではないこと。
・反社会的勢力に自己の名義を利用させ、契約の締結をするものではないこと。
・自らまたは第三者を利用して、次の行為をしないこと。
ア.当社に対する脅迫的な言動または暴力を用いる行為。
イ.偽計または威力を用いて当社の業務を妨害、または信用を毀損する行為。
②譲渡等の禁止
・契約等に基づくあらゆる権利を第三者に譲渡し、またはこれを担保に供するなど一切の処分をすることはできません。

③一次審査通過後の辞退
一次審査通過後に辞退することはできません。

④その他禁止事項
出店者が次の行為をすること、または出店者の使用人等にさせることを禁止します。
・当社の書面による承諾なくして貸室の一部もしくは全部を転貸すること。

・当社の書面による承諾なくして貸室の一部もしくは全部を第三者に占有使用させ、または第三者に管理(経営委託あるいは 共同経営その他これらに類似する行為を含む)させること。
・貸室に居住または宿泊すること。
・理由の如何を問わず、当社の指定する休業日および休業時間以外に営業を休止すること。
・当施設内の貸室以外の場所で営業すること、または共用部分を占有しもしくは専用使用すること。
・営業管理規則・売上金管理規則等に違背する行為をすること。

・商業登記簿上の本店所在地を貸室内とすること。
その他、出店契約書・営業管理規則等の定めに準ずるものとします。

5.応募について
(1)募集期間
2016年10月28日(金)~2016年12月31日(土)必着

(2)応募資格
①静岡県内に在住している18歳以上の健康な個人または、静岡県内に登記をしている法人。
※連帯保証人が必要となります。
②既に店舗を経営している場合は、店舗数が1店舗以内かつ年間売上が1億円未満、創業後5年以内であることを目安とします。
③オリジナルの商品・サービスを提供できる方に限ります。
※セレクトショップの場合、商品点数の過半数が静岡県内で唯一の取扱いであることとします。
④フランチャイズ出店またはそれに類するものではないこととします。

(3)募集部門
①ファッション・雑貨・サービス部門
②飲食(フードコート:らーめん)部門
③食物販(弁当・惣菜・スイーツ等)部門

(4)募集区画
・地下1階 1区画 約3~9坪 厨房○
・2階~4階(物販) 3区画 約13坪~20坪 厨房×
・3階(フードコート) 1区画約8坪 厨房○ 契約面積:約20坪 ※厨房のみ
※物販店舗の出店フロアは、協議の上当社が決定させて頂きます。

評価ポイント
・商品・サービスのオリジナリティ、お客様へのアピール度
・お客様にご満足頂ける商品・サービス価値
・安定したショップ経営が出来る事業計画
・本プロジェクトに対する熱意 等

出典:『起業のつばさプロジェクト~しずおか元気化計画2017~』

番記者
今更ながら、応募概要にしたがって筆者が出店するとしたら。。。の試算をしてみた
(考察)15坪の物販店舗を出店した場合、、、

・営業時間)10:00~21:00
・定休日)なし、365日営業
・営業実働)11時間+1時間=12時間
・人員体制)2名*オーナー別
・時間給)1,000円
・人員労働時間:12時間×2名×30日=720時間分
・総人件費)720時間×1,000円×法定福利=約83万円
・月間営業日数)
・客単価)2,000円設定
・月次客数)2,500名 *1日84名

売上高   500万円
————————–
原価(仕入) 250万円
賃料     60万円
運営・手数料 1.8万円
人件費    83万円
販売促進費 25.2万円
————————–
支出)   420万円
粗利@80万円(16%)

・内装工事費
40万円/坪×15坪=600万円*デベロッパー負担
・敷金
10万円×15坪=150万円

入館客数 約1,270万人/年間
約 105万人/月間
→見込み顧客1%=10,500名
→うち24%の購入対象顧客=2,500名

あくまでも、理論上の計算だが、手持ちもしくは借入資金600万円をもって上記条件の物販店を始めれば、9ヵ月後には投資回収がブレイクし、24ヵ月後には新規店舗(通常出店)の資金調達が可能となる。特に今回の条件面での好待遇といえるポイントは、内外装工事費分がデベロッパー側にある点に尽きる。通常出店であれば16ヵ月後のブレイクの試算である。

【該当商業施設への出店メリット】
・内外装工事費分がデベロッパー側にあること(坪40万円)
・固定賃料が設定されておらず、歩合賃料のみでありこと(売上の12%)
・集客が施設内まである程度の人数が保証されていること(年間1270万人)
・直接or間接原価率が40%を切るような業態が向いている
・中途解約 原則なしとしながらも、「売上不振に伴いやむを得ず中途解約をする場合、解約金は発生しません」としていること

【該当商業施設への出店デメリット】
・該当区画が明確ではないが、空き区画であること(推定の域を出ないが、施設内1等地ではない)
・ある程度の売上げ規模になると周辺相場の坪賃料を大きく上回ってしまうこと
・個人事業主を応援したいのか?アーリーの企業を応援したいのか?経済条件が中途半端なこと
・定期建物賃貸借契約であること


ということで、新静岡セノバ cenova第3期リニューアルオープンに向けて『起業のつばさプロジェクト~しずおか元気化計画2017~』の出店決定店舗には期待。
出店決定店舗はこちら。それぞれの店舗の【開店】情報は、後日、当サイトでレポートします。

アボンナサー 好子さん
(オーガニック食品等)
インタビュー

起業のつばさプロジェクト アボンナサー好子のブログ
https://ameblo.jp/tsubasa-abounnasr/

 


㈱グリーンアース
柴田絵美さん 代表:原崎正和さん
(クッキーチーズサンド)
インタビュー

起業のつばさプロジェクト 食物販部門【柴田絵美】のブログ
https://ameblo.jp/tsubasa-shibata

 


小坂敏之 さん
(らーめん)
インタビュー

起業のつばさプロジェクト らーめん部門【小坂敏之】のブログ
https://ameblo.jp/tsubasa-kosaka/